今回は仕事の一部を紹介します。
バヌアツに来て、半年経過。最初は言葉も間々ならず、病院勤務でないため、自分の仕事内容やバヌアツの保健医療事情を理解するのに時間がかかったけど、今になって、自分の仕事の内容ややるべきことが少しずつ見えてきました。
9,10月は管轄であるトルバ州の9の島々のエイドポストを巡回。
エイドポストとは、看護師の資格は無い、2ヶ月間だけの研修を受けた、村の人がボランティアで運営している保健施設。
最低限の薬(痛み止め、抗生剤、胃薬、マラリア治療薬)と傷の消毒、マラリアの検査キットなどがあって、小さな村の保健室といった施設です。
↑建設中の別のエイドポスト。全部、村人がブッシュから、木を切ってきて、家を建てます。
そこを訪問して、薬の管理がしっかりされているか、適切な治療がされているか、エイドポストワーカーが困っていないか等、、チェックやアドバイスをしています。
あとは、一般住民にプライマリヘルスケアの話をしたり。。学校に寄生虫駆除薬を配りに行ったり、学校保健の状況を確認したり。。。様々。
村人たちと一緒に。 |
まあ、そういっても大したことは出来ていないのが現状。。。
とりあえず、ボートに揺られて島にたどり着き、さらに山道や川を渡ったりしながら、巡回することに精一杯。。。体力勝負でどんどん逞しくなっていっています。
学校の子供たち。笑顔が素敵! |
それから・・・
同じ国でも島々によって、文化や習慣が違うことも多く、言葉も共通語以外に島々独自の言葉があり、そんな村人たちの生活を知るのが毎回楽しみで、興味深い。
村人たちの知恵や工夫にいつも感心しています。